与謝野町議会 > 2018-12-04 >
12月04日-01号

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  1. 与謝野町議会 2018-12-04
    12月04日-01号


    取得元: 与謝野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    平成30年 12月 定例会(第84回)          第84回平成30年12月与謝野町議会定例会会議録(第1号)招集年月日 平成30年12月4日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後3時16分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  河邉新太郎      9番  宮崎有平       2番  山崎良磨      10番  高岡伸明       3番  杉上忠義      11番  永島洋視       4番  山崎政史      12番  安達種雄       5番  今井浩介      13番  多田正成       6番  下村隆夫      15番  和田裕之       7番  渡邉貫治      16番  家城 功       8番  浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      坪倉正明      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田 勝久      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 前田昌一    子育て応援課長   浪江昭人      税務課長      平野公規    保健課長      水口淳子      住民環境課長    茂籠 誠    商工振興課長    小室光秀      会計室長      小池信助    観光交流課長    植田弘志      建設課長      吉田達雄    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定について  日程第3       諸般の報告  日程第4 請願第2号 野田川地域“認定こども園”設置場所の再検討(変更)及び野田川体育館、商工会館、中央公民館、図書館野田川分室の存続を求める請願書                             (提案~委員会付託)  日程第5 請願第3号 加悦地域公民館の機能(集会・会議・講座・催し・図書室)存続を求める請願書                             (提案~委員会付託)  日程第6 議案第102号 財産の取得について(追認)(真空冷却機及びパススルー冷蔵庫)                            (提案理由説明~表決)  日程第7 議案第103号 財産の取得について(追認)(電子黒板機能付きデジタルテレビ)                            (提案理由説明~表決)  日程第8 議案第104号 財産の取得について(追認)(全国瞬時警報システム(J-ALERT)及び防災行政無線連動システム機器)                            (提案理由説明~表決)  日程第9 議案第105号 財産の取得について(追認)(与謝野町有線テレビ送受信設備機器及びFM告知端末機)                            (提案理由説明~表決)  日程第10 議案第106号 財産の無償譲渡について(追認)                            (提案理由説明~表決)  日程第11 議案第107号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正について                            (提案理由説明~表決)  日程第12 議案第108号 人権擁護委員候補者の推薦について                            (提案理由説明~表決)  日程第13 議案第109号 与謝野町印鑑条例の一部改正について                            (提案理由説明~表決)  日程第14 議案第110号 与謝野町立保育所条例の一部改正について                            (提案理由説明~表決)  日程第15 議案第111号 与謝野町立認定こども園条例の一部改正について                            (提案理由説明~表決)  日程第16 議案第112号 与謝野町介護予防等拠点施設条例の廃止について                            (提案理由説明~表決)  日程第17 議案第113号 財産の無償譲渡について                            (提案理由説明~表決)  日程第18 議案第114号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について                            (提案理由説明~表決)  日程第19 議案第115号 与謝デイサービスセンター与謝在宅介護支援センター及び与謝野町ホームヘルパーステーションの指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第20 議案第116号 与謝野町障害者グループホーム・ケアホーム及び与謝野町                 障害者就労継続支援施設の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第21 議案第117号 与謝野町地域農産物等活用型交流施設の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第22 議案第118号 与謝野町食と健康の拠点施設の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第23 議案第119号 与謝野町産業創出交流センターの指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第24 議案第120号 災害復旧事業の施行について                               (提案理由説明)  日程第25 議案第121号 平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)                               (提案理由説明)  日程第26 議案第122号 平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第27 議案第123号 平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第28 議案第124号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)                               (提案理由説明)  日程第29 議案第125号 平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)                               (提案理由説明)  日程第30 議案第126号 平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第31 議案第127号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(家城功) おはようございます。 ただいまの出席議員は15人であります。 定足数に達しておりますので、これより第84回平成30年12月定例会を開催し、本日の会議を開きます。 まず、最初に、先日お亡くなりになられました、勢旗毅議員のご冥福をお祈りする意味で、黙祷をささげたいと思いますので、ご起立願います。 それでは、黙祷。     (黙祷) ○議長(家城功) お直りください。ご着席ください。 それでは、12月定例会開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 まずもって、11月30日に勢旗毅議員の訃報をお聞きし、旧加悦町時代から与謝野町議会の議員として、長きにわたり活躍をされましたご功績と、そして、生涯を現職としてお務めになられましたことに対しまして、心から敬意を表しますとともに、同時に安らかにお休みされますことを、ご冥福をお祈りを申し上げます。 さて、先月末には、9月定例会でも決議決定いただきました、2025年大阪万博博覧会が誘致決定というニュースに大変喜びを感じております。この万博は、約2兆円の経済効果が見込まれておるとお聞きしております。同時に、当町にもいろいろな方面での影響もあると感じておる中、この万博をきっかけに与謝野町のよさを世界に向けてさらに発信する大変よい機会であると感じております。 町民の皆様の英知を集め、大いにPRすることが地域経済の活性化と一体感の醸成に一番近道でないかと感じております。議会でも一丸となり、道を開きながら進んでまいりたい決意でございます。 さて、12月定例会は、平成30年最後の議会となります。1年の総括をしっかり果たしていただき、来年につなげていただくために、議員各位におかれましては、議会の使命でありますチェック機能を十分に発揮していただき、意味と意義のある審議と質疑をお願いしたいと思います。 また、一般質問では、14名から通告をお受けいたしております。 今回も、熱い思いや考えを十二分に訴えていただき、約20日間の長丁場にはなりますが、体調には十分ご留意いただき、次につながる議会となりますことをお願い申し上げ、冒頭に当たってのご挨拶とさせていただきます。 ここで、山添町長から挨拶の申し出がありますので、お受けいたします。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会のご挨拶を申し上げますに当たり、先ほど黙祷をささげました勢旗議員に対し、改めて哀悼の意を表したいと存じます。 勢旗氏におかれましては、平成10年に旧加悦町議会議員に当選されて以来、約20年もの長きにわたり、旧加悦町、そして与謝野町の振興と発展にご尽力をいただきました。 さきには、町議会議長もお務めでもあり、その卓越した行政手腕は、誰もが認めるところであり、私にとりましても大きな存在であり、よき先輩でありました。議員の皆様方も、そうであろうと思いますが、余りに急な訃報に驚きと損失の念が込み上げてまいりますとともに、ご家族様の悲しみを思うとき、余りあるものと存じます。 勢旗氏が議会を通じ申し述べられてきた数々のご提言やご指導、改めて胸に刻み、氏が追い求めてこられた与謝野町の発展を必ず遂げていきたいと、そのことをもって、私の哀悼の意を表し続けていきたいと考えております。 勢旗議員、まことにありがとうございました。 それでは、改めまして本定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。 本日ここに、第84回平成30年12月与謝野町議会定例会の招集をお願いをいたしましたところ、家城議長はじめ議員の皆様方には師走を迎え、公私ともに大変ご多忙の折りにご参集をいただき、心より厚く御礼を申し上げます。 まずもって、おわびを申し上げなければなりません。 今回、過去に執行いたしました町の財産取得及び無償譲渡におきまして、本来、議会に提案をし承認を得るべきところを、これを行わずに購入及び譲渡をしてきた案件が5件判明をし、本定例会の冒頭議案として追認をお願いするべく、提案をさせていただいております。 まことに申しわけなく、議員の皆様方をはじめ関係する相手方の皆さん、そして、町民の皆様方に対し、心から深くおわびを申し上げます。まことに申しわけございませんでした。 詳細につきましては、提案説明において述べさせていただきたいと存じますが、開会に当たり一言おわびを申し上げたところであります。 なお、本定例会で提案をいたします議案は、さきに申し上げました財産の処分及び無償譲渡に係る追認をお願いいたします五つの案件をはじめ、これに係る責任を明確にするため、私と副町長の給与の削減を申し出る案件、人権擁護委員候補者の推薦、印鑑条例の一部改正、保育所及び認定こども園条例の一部改正などのほか9件、各会計の補正予算7件であり、都合26件の議案をご審議いただくことといたしております。 何とぞ、慎重審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 さて、本年度は私の町長としての2期目の最初の年でありますが、就任からこの間、町を取り巻く状況は大きく変化をいたしております。とりわけ7月の西日本豪雨をはじめ、たび重なる台風の襲来による災害におきましては、本町のみならず近隣市町におきましても大きな被害をもたらしており、財政にも大きな影響を及ぼしているところであります。 そこで、現在、進めております来年度の当初予算の算定におきましても、例年より厳しく当たっているところであり、より一層無駄のない効率的な行政運営を目指しているところであります。このような厳しい状況ではありますが、今後におきましても、財政面での健全化を堅持しつつ未来につながる施策の推進に向け、一歩一歩着実に施策を推進をしていきたいと考えております。 本定例会におきましても、議員の皆様方よりご質問などを通じ、町政に対する多くのご意見を頂戴できるものと期待をいたしております。 私といたしましても、議員の皆様方のご提案に耳を傾け、より深く議論していきたいと考えているところでございますので、議員の皆様方におかれましても、ご協力とご理解をよろしくお願い申し上げます。 以上、本定例会の開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。 ○議長(家城功) 本日の会議はお手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 ご報告いたします。お手元に配付しておりますように、本定例会に提出されております議案は、請願第2号 野田川地域“認定こども園”設置場所の再検討(変更)及び野田川体育館、商工会館、中央公民館、図書館野田川分室の存続を求める請願書ほか、27件であります。 以上、28件を上程します。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第123条の規定により、6番下村隆夫議員、7番渡邉貫治議員を指名いたします。 両議員に差し支えのある場合は、次の議席の議員にお願いをいたします。 次に、日程第2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月21日までの18日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日から12月21日までの18日間と決定しました。 次に、日程第3 諸般の報告を行います。 諸般の報告についての質疑は行いませんので、念のため申し上げておきます。 最初に総務文教厚生常任委員会の報告をお願いします。 宮崎委員長。 ◆総務文教厚生常任委員長(宮崎有平) それでは、総務文教厚生常任委員会の報告をいたします。 去る10月31日に学校再編について京丹後市と養父市を一日間、視察研修いたしました。 午前中は、京丹後市の大宮庁舎で京丹後市教育委員会から学校再編に係る経過と現状等について、説明を伺いました。 午後からは、養父市大屋小学校の校舎内を見学し、校長室にて議会総務常任委員長と養父市教育委員会等の皆さんから小学校再編について、説明を聞かせていただきました。 京丹後市におきましては、平成20年に京丹後市学校再配置の検討についてを答申し、人口減少の中で大人の都合や財政面のことは二の次にして、子供の教育環境を整えることを最優先に考えた学校再編でなければならないことを訴え、学校の再配置することを平成23年から学校づくり準備協議会体制を組織してPTA、地域協議会、学校等で粘り強く丁寧に住民の理解を求める説明と話し合いを、平成29年までの7年間で607回協議を重ねてきておられます。 また、平成21年に学校再配置基本計画を策定し、その後、平成22年7月と12月に住民の願いや思いを考慮して、2回修正を行い住民に理解される基本計画を議決されております。大変な努力と丁寧で慎重な交渉や話し合いの結果、合意形成がなされていると感じました。 養父市大屋小学校においても、町内2校にすべきだ、きめ細やかな指導ができないといった地域住民の意見もあり、養父市合併前の平成9年から平成18年開校まで9年間の討議を重ねて、新しい場所に大屋小学校を開校しておられます。 ここでも、経費削減のための統合や地域振興発展のための統合でなく、子供たちの教育効果を最重点において調査、検討がされておられました。 保護者、PTA、地域住民との合意形成までに大変な時間と労力を使い努力されていることが感じられました。また、通学方法については、京丹後市では3キロまでは徒歩とし、それ以上の距離はスクールバス44台で対応されております。スクールバスの運行は費用が小学校で9,672万円かかっており、中学校と合わせて1億7,728万円かかっております。 また、養父市の通学方法は、路線バスを利用して子供たちに定期券を配布しております。土日祝日の臨時的に運行するときでも、民間バス会社に依頼して対応しておられました。通常運行分の路線バスの費用が573万7,920円で、臨時運行分の費用は24万1,600円で、合計597万9,520円でありました。 養父市の路線バスが利用しやすい交通環境にあると言われましたが、与謝野町でも路線バスの利用も検討してはと思いました。 また、跡地利用では、京丹後市でも養父市でも民間が校舎や体育館をうまく活用しており、新たな雇用の場となっておりました。 以上、簡単に報告いたしましたが、総務文教厚生常任委員会、全員が、今回の研修は大変有意義な研修だったと報告しております。 次に、11月7日に行政から常任委員会に公共施設の統廃合についての経過を説明したいと申し出があり、総務文教厚生常任委員会を開催いたしました。傍聴席には、他の議員や町民の方々も多く見に来られておりました。内容は、公共施設の統廃合について新人議員の知らない部分の説明をするにとどまっておりました。 次に、11月28日に町内視察を行いました。 最初に桑飼小学校の施設と敷地を見学いたしました。新たに加悦地域のこども園を建設した場合の現在のグラウンドに上がる新しい道路と拡張部分の説明を建設課長から受けました。 そして、与謝野町商工会館を見学し、野田川体育館と図書館を見て、加悦地域公民館を見学いたしました。どの施設も老朽化が進んでいる施設が多くあり、どのような施策がよいのか、検討課題が山積みであることを認識いたしました。 以上で、総務文教厚生常任委員会からの報告といたします。 ○議長(家城功) 次に、産業建設環境常任委員会の報告をお願いします。 渡邉委員長。 ◆産業建設環境常任委員長(渡邉貫治) それでは、視察研修委員会報告をいたします。 産業建設環境常任委員会、渡邉貫治でございます。 与謝野町シルクプロジェクト事業(桑の木から繭に関して)。 長野県岡谷市、駒ヶ根市への視察、11月14日から15日にかけてでございます。 外貨獲得を生糸に依存する時代は、昭和初期までは続きましたが、国内のシルク産業は衰退期に入って久しいです。 長野県岡谷市は、日本を代表する生糸の産地から精密工業の町にかわっていった。岡谷の製糸業を最盛期にさせた諏訪式繰糸機であります。駒ヶ根市も同様でございました。 シルク岡谷から桑の健康食文化を発信へと、桑の植物工場がありました。それは植物工場で桑を水耕栽培するというもの、株式会社ストリームでありました。 説明では、植物工場内で桑の最適な栽培環境を整え、無農薬栽培による安全・安心な生で食べられるサラ桑が誕生しております。栄養成分も豊富なため、機能性原料としていろいろな商品を開発しているとのこと。そして、桑の効用は古くから人々との健康とのかかわりが深いとのこと。桑の含有成分の解明も進み、有能な機能性素材として注目されています。 養蚕を介護の現場に取り入れて、介護施設の入居者らに蚕を育ててもらい、繭を回収して化粧品の原料にして販売する。繭に桑の葉を与えて、成長の様子を見守るのが生きがいになり、販売収入も得られるという。福祉の現場でも役に立つのはうれしい展開、長島孝行教授の言葉でございます。 また、11月28日、与謝野町商工会建設業部会との懇談を行いました。 1、公共事業の発注及び入札制度改善に関する要望。 2、その他。 出席者は、与謝野町議会産業建設環境常任委員会委員、与謝野町商工会建設業部会役員、主な内容は、1、公共事業費の確保及び受注機会の確保拡大について。 2、入札契約制度の改善について。 3、発注施工時期の標準化と適正な工期の設定について。 4、設計、積算についてでございます。 以上報告といたします。 ○議長(家城功) 次に、議会運営委員会の報告をお願いします。 安達委員長。 ◆議会運営委員長(安達種雄) 議会運営委員会からの報告をさせていただきます。 まず、議会懇談会を例年、多くの会場で実施しておりましたが、今年度は新人議員さんの初年度ということもありまして、全員の議員さん、そして加悦、野田川、岩滝会場と、3会場で開催することにいたしました。 まず、最初に10月23日、加悦地域の懇談会を元気館で開催いたしました。 また、10月29日、野田川地域の懇談会をわーくぱるにおきまして開催いたしました。 そして、翌10月30日、岩滝地域の懇談会を知遊館で開催いたしました。 3会場とも午後7時30分より、およそ9時過ぎた会場もございましたが、9時ごろを目途で開催をいたしました。 先ほど申し上げましたように、今年は全議員出席のもと開催をいたしまして、3会場での町民の方の出席者が、87名という多くの町民の方の出席をいただきまして、活発なご意見をいただきました。 その内容につきましては、町政のことのみならず、議員それぞれ、この春の選挙のときの公約を果たしているのかというようなことで、前に、ひな壇におりました議員12名が全員、その質問に対して答弁をするという形の質問もございまして、非常に充実した懇談会であったというように思っております。 また、当日、会場でいただきましたアンケートにつきまして、今、議会事務局のほうで集約をしていただいております。この集約ができ次第、議員さんもとより各地区の公民館にも配布をさせていただきまして、議会懇談会の成果、また、その内容につきまして広く町民の皆さんにもお伝えする機会を持ちたいと思っております。 以上で、議会運営委員会からの報告といたします。 ○議長(家城功) 続きまして、一部事務組合の報告をお願いします。 最初に、与謝野町宮津市中学校組合議会の報告をお願いします。 8番、浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) 一部事務組合報告をさせていただきます。 私のほうからは、与謝野町宮津中学校組合議会の報告をさせていただきます。 平成30年第4回与謝野町宮津市中学校組合議会を平成30年10月9日火曜日、午前9時30分より与謝野町役場3階大会議室にて行われました。 議案として、2件ありました。1件目は、平成30年与謝野町宮津市中学校組合一般会計補正予算(第2号)でございます。もう1件は、平成29年度与謝野町宮津市中学校組合一般会計歳入歳出決算認定でございます。2件とも満場一致で可決されております。 以上です。 ○議長(家城功) 次に、宮津与謝消防組合議会の報告をお願いします。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 平成30年第4回宮津与謝消防組合議会定例会が10月25日宮津市議会議事堂で開会されました。 まず、冒頭、管理者の城崎宮津市長から、挨拶と報告がありました。 当消防組合管内における、ことし1月から9月までの火災件数は17件で、昨年同期と比べ5件の増加となっている。宮津市11件、伊根町3件、与謝野町3件で発生しているということでございます。 救急件数は1,675件で昨年同期と比べ42件の減少、しかし、この夏の記録的な暑さにより7月には過去最高となる223件の出動件数がありました。救助件数につきましては、15件で、昨年同期と比べ7件減少していることの報告がありました。 続きまして、報告第2号といたしまして、当消防組合消防職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案が提案され、専決処分の承認を求めることにつきましてであります。 ご存じのように、当消防組合の給与は宮津市に準じていることから、当消防組合においても条例改正を行うことになったものであります。 改正内容は、京都府最低賃金の改正等を踏まえ、臨時職員の賃金を引き上げるもので、一般事務補助職員の賃金を日額6,800円から7,000円に。そのほかの臨時職員を日額7,500円から7,700円に改めるものであります。全員賛成で承認されました。 議第7号といたしましては、公平委員の選任につきましてであります。宮津市の小谷淳一さんの任期が11月3日をもって満了となるため、引き続き小谷さんを選任することに異議なしとして同意することに決しました。 続きまして、議第8号といたしまして、平成29年度一般会計歳入歳出決算認定につきましてであります。 宮津市防災拠点施設と合築で進めてきた宮津分署耐震設備の最終年度となったことから、平成29年度は、その事業費3億2,518万円を含め、歳入総額11億8,921万円、歳出総額11億7,829万円、歳入歳出差引額は1,091万円で組合発足以来、最大の決算規模となりました。 質疑の後、原案のとおり認定することに全員賛成で認定されました。 なお、詳細につきましては、議会事務局でごらんできますので、見ていただきたいと思います。 議第9号といたしまして、一般会計補正予算(第1号)、歳入歳出ともに791万円増額し、予算総額を9億542万円にするものであります。 先ほど報告をいたしました、平成29年度からの繰越金となっています1,091万円のうち300万円につきましては、平成30年度当初予算で、既に歳入の繰越金に積んでおりますので、差し引いた791万円を今回、新たに繰越金に計上し、その金額を歳出の予備費に充当するものであります。 全員賛成で、原案のとおり可決されました。なお、一般質問はありませんでした。 以上、平成30年第4回宮津与謝消防組合議会定例会の報告といたします。 ○議長(家城功) 次に、宮津与謝環境組合議会の報告をお願いします。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) 私のほうからは10月24日に開催をされました、宮津与謝環境組合の定例会につきまして、報告をさせていただきます。 まず、本議会は安達議長から欠席の届け出が当日あったため、和田副議長が議長となり議事が進行をされました。 本議会の議案は、平成29年度決算の認定と平成30年度補正予算の2件でありまして、どちらも全員賛成で承認をされました。 平成29年度の決算につきましては、新ごみ処理施設造成工事と基礎工事のくい打ち工事、約13億円が実施されましたが、大雪によりまして、地盤が軟弱になり、その改良工事と転石除去の工事が必要となり10カ月の工事に遅延が生じたということが主な内容です。 平成30年度の一般会計の補正予算につきましては、7月豪雨で隣接水路から土砂が流入しまして、ゴミピットが水没するという被害を受けました。その復旧費につきましては、工事業者の負担となるものでございますが、応急対策としての大型土のうの設置等につきましては、補正をする必要が生じたということで補正予算が組まれたということでございます。 新施設のごみの受け入れは、予定どおり2020年4月からかわりはありませんが、試験調整をした後、施設を受け渡す。その期限につきましては6月30日と、1カ月遅延をすることになったのでということを報告したいと思います。 以上、報告したいと思います。 ○議長(家城功) 最後に、私のほうから議長報告をいたします。 10月は、町駅伝競走大会、社会福祉大会、町敬老会、金色蚕糸神祭、丹後きものまつり、加悦ファーマーズライス新設お披露目式に出席したほか、15日には議会1期目研修会、18日には全国道路利用者会議、21日には山陽自動車道早期実現促進同盟会、24日各道路線の期成同盟会総会、また27日には東京丹後人会、31日には近畿治水大会などに出席参加をさせていただきました。 11月は、与謝野町音楽フェスタ、また戦没者追悼式、リフレかやの里新設備のお披露目式、与謝野町蕪村顕彰俳句大会などに参加したほか、2日には市町村トップセミナー、5日には内外情勢調査会、29、30日には野田川改修や宮津養父線の主要道路等の京都府、国においての要望活動等に出席をさせていただいたほか、20日から22日にかけて、全国町村議長会総会が東京のNHKホールであり、出席をさせていただきました。 また、議長会の研修では、東京の瑞穂町に行かせていただき、議会改革の取り組みや活性化の取り組みについての研修をさせていただきました。いずれの出席、参加した会議、また、研修事業につきましては、報告書を事務局に置いておりますので、ごらんおきいただければと思います。 以上で、議長報告を終わります。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、日程第4 請願第2号 野田川地域“認定こども園”設置場所の再検討(変更)及び野田川体育館、商工会館、中央公民館、図書館野田川分室の存続を求める請願書を議題とします。 紹介議員の説明を求めます。 15番、和田議員。 ◆15番(和田裕之) それでは、本請願の紹介議員でありますので、提案をさせていただきたいというふうに思っております。 請願第2号、請願の件名でありますが、野田川地域“認定こども園”設置場所の再検討(変更)及び野田川体育館、商工会館、中央公民館、図書館野田川分室の存続を求める請願書でございます。 請願の趣旨につきましては、本文を朗読させていただきたいというふうに思います。 趣旨、平成30年6月現在の与謝野町教育施設統廃合の基本的な考え方(案)によると、野田川地域の認定こども園開設に向けて、野田川体育館、商工会館、中央公民館、図書館野田川分室などの取り壊しの計画が示され、6月27日、7月24日に利用団体への説明会が持たれましたが、これらの会合では参加者の声として、話し合いというよりも行政からの一方的な報告の内容であり、かつ多くの町民にとっても、野田川地域の中核的な公共施設の集積地であり、将来的なまちづくりにつながる構想など、全く示されないままでは、到底納得できるものではありません。 このような中心的な場所に、なぜ、こども園なのか、こども園設置の有無を申し上げているのではなく、設置場所の再検討(変更)を求めます。 また、取り壊し予定の各公共施設の利用頻度は格段に高く、健康維持、青少年育成、商工業関連、文化関連などの集いの場として幅広く活用されていることは、改めて申し上げるまでもありません。町の均衡ある発展を目指して、老朽化というだけのことで取り壊される計画の再検討を求めます。 以上、地方自治法124条の規定により、請願をいたします。 平成30年11月21日、請願者は、与謝野町幾地、小林庸夫氏。 与謝野町三河内、杉本弘治氏。 与謝野町幾地、西村英雄氏の3名であります。 紹介議員は、私、和田裕之、そして渡邉貫治議員、2名でございます。 若干の補足として、請願者であります、教育施設統廃合(案)の見直しを求める会では、あわせて署名運動、署名活動のほうもされており、現在までに8,433名の署名を集められております。その署名は、町長にあす、提出される、このようにお聞きをいたしております。 この住民の思いの重さ、これをしっかりと受けとめていただき、ぜひ、皆さんのご賛同をいただき、採択いただけますように、お願いをいたしたいと、このように思っております。 以上、簡単ではありますが、請願の趣旨説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(家城功) これにて質疑を終結します。 紹介議員、自席にお帰りください。 お諮りします。 本請願は、総務文教厚生常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、本請願は総務文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 次に、日程第5 請願第3号 加悦地域公民館の機能(集会・会議・講座・催し・図書室)存続を求める請願書を議題とします。 紹介議員の説明を求めます。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、加悦地域公民館の機能(集会・会議・講座・催し・図書室)存続を求める請願書につきまして、説明をさせていただきます。 まず、請願の趣旨でございますが、朗読をさせていただきます。 さきに提案された教育施設統廃合案は、加悦地域公民館ホールの利用を中止し、学童保育施設として使用すること、集会・会議・講座等は知遊館に集約する。さらに、図書室を将来的に野田川地域に移すというものです。 加悦地域公民館は、昭和50年に町民要求に基づき建設されて以来、加悦地域住民の社会教育活動の拠点として活用され、文化の伝導としての役割を果たしてきました。そして、現在も利用者は多く、その役割はかわっていません。また、図書室も住民要望により、2階から1階に移転し、利用者は年間8,500人までふえています。 加悦地域から図書室がなくなることは、移動手段のない子供やお年寄りの利用も多く、これらの人たちの情報知識、学習する環境を町が奪うことになり、大きな損失となるものです。 私たちは、現加悦地域公民館の機能を残してほしいと、1,539人、第1次提出分の署名を与謝野町長に提出したところですが、町議会に対しても同様、以下の請願をするものです。 請願項目としましては、加悦地域公民館で今までどおり集会や会議・講座・催しものができるように機能を存続させること、及び加悦地域住民等の情報知識、学習する環境を保障するために加悦地域公民館の図書室を存続させることでございます。 請願提出者は、加悦地域公民館の機能存続を求める会の細井正樹さんでございます。 紹介議員は、杉上議員と私でございますが、一言つけ加えさせていただけますならば、本来は、先日、お亡くなりになられました勢旗議員が紹介議員でしていただくということで準備を進めておりましたが、ご逝去されましたので、急遽、こういう形で、私が紹介議員をさせていただくということになったということでございます。 簡単に状況を説明をさせていただきますと、旧加悦町ですね、加悦地域は、国の指定文化財の蛭子山古墳や作山古墳、日吉ヶ丘古墳群など700を超える古墳が存在する、全国に誇れる地域になっております。また、与謝蕪村のびょうぶが残る施薬寺や、与謝野鉄幹の父で礼厳、小林多喜二と並び、称されるプロレタリア作家、細井和喜蔵を生んだ地域であります。 近年ではちりめん街道、滝の千年ツバキ、加悦鉄道車両等、歴史と文化の宝庫であります。旧加悦町が、その文化財を生かして積極的に地域振興を図ってきた歴史があります。 そして、その方向性は与謝野町になっても受け継がれて、町をアピールする大きな財産になっております。こうした地域づくりは、ただ単に古墳があるから、ちりめん街道があるからと自然発生的にできたものではありません。関係する多くの人々が力を合わせて築き上げてきたものでございます。 それは、町民が文化、文化財を守り、歴史を守ろうという、発展させようという日々の文化活動やスポーツ活動によって支えられてきたものです。その拠点が、加悦町民会館であり今の加悦地域公民館です。 加悦地域公民館では、町内の主だった会議や行事が常に開催され、住民が学び学習するとともに、集い、憩う場所として重要な役割を果たしてきました。その機能をなくすることは、加悦地域の社会教育活動を否定することになり、町民の向上心を奪うことにしかなりません。学童保育も重要ではありますが、加悦地域住民の思いや願いを押さえ込んでまで、機能変更する必要があるでしょうか。 さらに、将来的に野田川地域に集約される図書室については、移動手段のない子供やお年寄りの学習権を奪うことになります。夏休みになると、開館する10時を待っている子供たちをどう考えるのでしょうか。また、老人介護施設に入所するお年寄りが定期的に本を借りにくる、その楽しみを奪うことをどう考えるのでしょうか。図書館は子供たちの心を育てる未来への投資であり、採算性で評価することは大きな間違いです。 そして、図書館は、その町の文化水準のバロメーターでございます。もっと充実させることこそ、町の役割ではないでしょうか。 今、進めている統廃合計画が、反対を押し切って強行されれば、町政への不信は残るだけです。 議員の皆様には、そんな加悦地域の住民の思いを、ぜひとも理解していただいて、ご賛同いただきますよう、お願い申し上げまして、紹介を終わっていきたいと思います。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) これにて質疑を終結します。 紹介議員、自席にお帰りください。 お諮りします。 本請願は、総務文教厚生常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、本請願は総務文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ここで、10時40分まで休憩といたします。     (休憩 午前10時21分)     (再開 午前10時40分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第6 議案第102号 財産の取得について(追認)(真空冷却機及びパススルー冷蔵庫)から日程第10 議案第106号 財産の無償譲渡について(追認)、以上の5件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第102号の提案説明をさせていただく前に、議案第102号から106号までの財産の取得、並びに無償譲渡に係る追認の議案について、ご説明を申し上げます。 まず、議案第102号から105号までの財産の取得に係る案件であります。 これらは、本来、与謝野町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または、処分に関する条例、第3条の規定に基づき、予定価格が700万円以上の動産の購入につきましては、議会の議決を得なければならない契約であったにもかかわらず、議会の議決を経ないで契約の締結を行ったものであります。 また、議案第106号の財産の無償譲渡に係る案件につきましては、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、適正な対価がなく財産を譲渡する場合は、議会の議決を経る必要があったものの、議会の議決を経ないで契約の締結を行ったものであります。 これらの契約は、議会の議決を経なければ無効となり、善意の相手方に損害を与えることにもなりますので、契約を有効とするためには、どうしても議会の追認議決が必要となることから、今回、その議案の提案をさせていただいたところであります。 次に、今回、これらの追認の議案提案をさせていただくことに至った経過をご説明をいたします。 本年10月に物品の財産取得に係る行政文書の情報公開請求がございました。その開示手続を進める過程において、議会の議決が必要であるにもかかわらず、議決を経ないで契約を締結したものがあることが判明をいたしました。 このことを踏まえて、ほかにも同様の案件がないか、与謝野町発足後の財産取得及び契約案件について、内部調査を進めてまいりました結果、本日、ご提案をさせていただいておりますように、財産の取得について4件、財産の無償譲渡について1件の漏れがあったことが判明をいたしました。 これらの案件は、事務処理を行うに当たり、関係法令などの認識を欠いていたことに起因したものであり、行政運営上あってはならないことであります。 町民の皆様方、並びに議会の皆様方に対し、深くおわびを申し上げます。 今後におきましては、今回、発覚した案件にとどまらず、全ての事務において規律徹底と、議会の議決を得る必要がある案件の場合、予算執行部署だけではなく、総務課及び企画財政課で議案を提出をしているか、チェックするなどの方策をとってまいりたいと考えております。 何とぞご理解のほど、お願いを申し上げます。 それでは、続きまして、議案第102号 財産の取得について、ご説明を申し上げます。 この議案は、学校給食における衛生管理の向上のため、新たに真空冷却機及びパススルー冷蔵庫を新たに購入をしたものであります。 概要につきましては、添付の議案資料にお示しをしておりますが、平成18年10月27日に見積書を徴集しました結果、契約の相手方は、株式会社アイホー京都営業所所長、阿部治。 取得金額は880万9,500円で、うち消費税相当額は41万9,500円であります。 詳細につきましては、柴田学校教育課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) ただいま町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細についてご説明申し上げます。 本件につきましては、議決を必要とする案件にもかかわらず提案ができておらず、大変申しわけございませんでした。 それでは、議案資料の1ページごらんください。 真空冷却機及びパススルー冷蔵庫につきましては、学校給食における衛生管理の向上のため、平成18年12月に学校給食センターへ新たに購入した設備でございます。学校給食で提供する食材につきましては、全て加熱したものを提供しておりますが、湯がいた野菜等につきましては、一旦、冷却する必要がございます。設備導入以前は、水道水の流水により冷やしておりましたが、冷やす際に水が床に飛び散るなど衛生面において不適切であり、保健所から改善するよう指摘がありました。 真空冷却機により瞬時に冷却を行い、冷やした野菜を、すぐさまパススルー冷蔵庫に保管することにより、衛生面も改善し、児童・生徒により一層安心・安全な給食が提供できることから、この設備を導入を行ったものでございます。 よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第103号 財産の取得について、ご説明を申し上げます。 この議案は、平成21年度に国の委託事業である電子黒板を活用した教育に関する調査研究のモデル校として指定をされた江陽中学校において、電子式黒板機能を付したデジタルテレビを購入したものであります。 概要につきましては、添付の議案資料にお示しをしているとおりでありますが、平成21年12月22日に見積書を徴集いたしました結果、契約の相手方は株式会社淀徳商店、与謝野事務所代表取締役、古橋直明。 取得金額は787万5,000円で、うち消費税相当額は37万5,000円であります。 詳細につきましては、柴田学校教育課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) ただいま、町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細についてご説明申し上げます。 本議案につきましても、議決を必要とする案件にもかかわらず提案ができておらず、大変申しわけございませんでした。 資料の2ページをごらんください。 今回、購入いたしました電子黒板機能付きデジタルテレビにつきましては、平成21年10月26日付で国の委託事業である電子黒板を活用した教育に関する調査、研究を受けたもので、購入したデジタルテレビの費用は、全額、国から委託金として交付を受けております。 本事業の詳細としましては、モデル校と指定された与謝野町立江陽中学校に電子黒板機能付きデジタルテレビ一式、内訳といたしましては、デジタルテレビ、ノートパソコン、電子黒板制御用ソフトウエア、画面投影装置を各普通教室に1台ずつ、計13台導入したものでございまして、これらを視覚教材として、各普通教室で教科指導に活用するとともに、各学年及び各教科に応じた授業モデルを策定するものでございます。 電子黒板機能付きデジタルテレビの機能としては、ノートパソコンの画面に表示したデジタル教材や動画等を画面投影装置が無線中継をいたしまして、拡大してデジタルテレビの大画面に表示することができるものでございます。 これによりまして、各教室での授業で、より視覚的にわかりやすい授業を行うことが可能となり、教師の効果的な授業展開をサポートするとともに、生徒の知識の定着、及び学習意欲の向上に一定の成果を上げております。 よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第104号 財産の取得について、ご説明を申し上げます。 この案件は、武力攻撃事態等における国民保護サイレンや津波警報、緊急地震速報などの情報を発するための全国瞬時警報システム及び防災行政無線連動システム機器を購入したものであります。 概要につきましては、議案の資料にお示しをしておりますが、平成23年1月13日に見積書を徴集いたしました結果、契約の相手方はパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社関西社社長、片倉達夫。 取得金額は627万9,000円で、うち消費税相当額は29万9,000円であります。 詳細につきましては、藤垣防災安全課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) ただいま、町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細について、ご説明申し上げます。 本議案につきましても、議決を必要とする案件にもかかわらず、提案ができておらず大変申しわけございませんでした。 それでは、議案資料4ページをごらんください。 今回、購入いたしました、全国瞬時警報システム及び防災行政無線連動システム機器につきましては、パナソニックシステムネットワーク社製J-ALERT専用受信機1台、自動起動装置1台と受信管理パソコン1台を新たに設置したものでございます。 全国瞬時警報システムは、弾道ミサイル情報、津波警報、緊急地震速報等、対処に時間的に余裕のない事態に関する情報を人工衛星及び地上回線を用いて国、内閣官房、気象庁から消防庁を経由が送信し、それをJ-ALERT専用受信機が受信し、自動起動装置を起動させ、防災行政無線に連動させることにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステムでございます。よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 続きまして、議案第105号 財産の取得について、ご説明を申し上げます。 この案件は、有線テレビ送受信設備機器の製造中止に伴う在庫の確保のため、及びFM告知端末機の在庫が少なくなったことにより、これらを新たに購入したものであります。 概要につきましては、議案の資料にお示しをしておりますが、平成26年4月1日に見積書を徴集しました結果、契約の相手方は、株式会社協和エクシオ関西支店、専務取締役支店長、津田敏雄。 取得金額は2,357万6,832円で、うち消費税相当額は174万6,432円であります。 詳細につきましては、前田CATVセンター長が説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認をいただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 前田CATVセンター長。 ◎CATVセンター長(前田昌一) ただいま町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細について、ご説明申し上げます。 本議案につきましても、議決を必要とする案件にもかかわらず、提案ができておらず、大変申しわけございませんでした。 それでは、議案資料5ページをごらんください。今回、購入しました与謝野町有線テレビ送受信設備機器は、株式会社フジクラ製のV-ONUが176台、Dユニットが292台、FM告知端末機は、シンクレイヤ株式会社製のものが50台でございます。 購入機器の詳細でございますが、株式会社フジクラ製V-ONUは、与謝野町有線テレビ加入者宅の軒下に設置させていただいております機器で、光ケーブルの信号をテレビの信号に変換するもので、また、Dユニットは、V-ONUの中に増設する部品で、光ケーブルの信号をインターネットの信号に変換するものでございます。 当時、大量に購入しました理由としましては、海外にあるONUの製造工場が災害により操業停止となり、今後、株式会社フジクラ製V-ONU、Dユニットは、製造がされないとの情報から、通常より多く購入したものです。また、シンクレイヤ株式会社製FM告知端末機は、加入者宅に設置させていただいております機器で、役場からの定時放送や災害時の緊急放送を受信するものでございます。 以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第106号 財産の無償譲渡について、ご説明を申し上げます。 今回の案件である陶芸舎は旧野田川町において、高齢者の生きがいづくりと文化芸術振興を目的として設置したものであります。建設から30年以上が経過し、町として利用することはなくなったものの、四辻地区主催で陶芸教室など、陶芸を媒介とした地域住民に開かれた事業を実施する意向を示されたため、四辻地区に無償で譲渡したものであります。 詳細につきましては、田辺福祉課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) ただいま町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細につきまして、ご説明申し上げます。 本議案につきましても、議決を必要とする案件にもかかわりませず、提案ができておらず、大変申しわけありませんでした。 それでは、議案資料6、7ページをごらんください。該当の建物につきましては、四辻地区の現在の障害者グループホーム、ホットホームの裏手にございますが、昭和56年建築の陶芸用の釜を設置した焼き物づくりに特化した、ごく小さな木造の作業場でございます。 これは建築当時の野田川町において、高齢者の生きがいづくりと町の文化芸術の振興を目的として整備したものでありますが、平成26年時には建設から30年以上が経過し、町として事業やイベントに活用することがなくなり、また、釜も故障していたということで、行政財産としての価値がなくなったものと判断したものです。 町としましては、四辻区民が中心となっておりました陶芸舎利用の皆さんに他地区施設での陶芸釜の使用を勧める等しておりましたが、地元四辻自治区が自主的に釜を修理し、当施設を活用して高齢者、子供を含め地域住民に広く開かれた事業を実施する意向を示されましたので、四辻自治区に無償譲渡を行うことにしたものです。 財産を無償で譲渡するには、与謝野町財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例第3条各号に規定する必要がありますが、譲渡の相手方が区の場合、当該規定は該当しません。したがいまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決が必要となるものでございました。 よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 最初に、議案第102号について、質疑がありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) 今回の、この追認の件に関しまして質問をさせていただきたいと存じます。 町長の冒頭の挨拶にもございましたとおり、謝罪をされて、この財産の取得に関する5件の追認につきまして、今回、過去を洗い出していただきまして、包み隠さずに、この議案を出されたことというのは、本当にいい判断だなと、私自身は思っております。 その中で、先に購入予定のあるものにつきましては、どんなもので、どれぐらいの金額なのかというのが、大体資料として出てきまして、それを確認して、この議会で議決を諮っていくという流れではございますけども、この後から購入したことを今回、認めてもらうというときに、契約の方法につきましても見積書の提出など、いろいろと書かれております。それで、そういう資料というのが一切、ここには出てきておりませんけども、そういうものは本来、出すべき案件ではないかと思っておりますけども、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘がございました件ですけれども、今回、追認の議案をお世話になりたいということから、この資料の提供につきましても一考したわけですけれども、前例に従ったという判断であります。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 前例に従ったということで、前例が、どのようなことなのかわかりませんけども、別に前例に従うこともないですし、しっかりと、その説明をしていただきたいなと思ったのが本心でございます。 今後、同じことが繰り返されないためにも、先ほど町長おっしゃられましたけれども、チェックをしていくということが言われておりましたけども、具体的には、どういうような対応を今後していくのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) ご答弁をさせていただく前に、私のほうからも、今回の件に関しましては事務のチェックをする責任者として、非常に、そのことが、役が果たしてなかったということで、町民の皆様、そして議員の皆様におわび申し上げたいというふうに思います。申しわけありませんでした。 先ほどの今後の対応についてでございます。まず、今回の案件というか、ケースは、これは職員一人一人が、やはり公務員としての自覚を持って、やっぱり条例ですとか法令はしっかりと熟知をした上で、やっぱり業務をこなしていくという、まずそれが大前提ということになります。したがいまして、先ほども言いましたように予算執行部局、例えば、単独の課だけではなくて、もちろん課内でも、そのことについて疑問を投げかけるということも必要ですけれども、それを違う目で見ていくということが、これは必要だということで、これまで契約案件につきましては、企画財政課長は必ず回議をしなければならないという条例がございますので、契約書は回すわけですけども、その前段、契約を結ぶまでの議会案件なのかどうかということを、やはり担当しております総務課と、それから、財政的な契約関係を所管してます総務企画財政でしっかりと伺い書の中に、そういった回議の項目を設けるなどして、そこのチェックを厳しくしていきたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 理解をさせていただきました。これ購入に関しましては、我々住民の税金が多分使われていると思っております。1円でも無駄にしないという気持ちを常に持っていただきまして、今後しっかりと議会としてもチェックを果たしていきたいと、私自身も考えておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑ありませんか。 13番、多田議員。 ◆13番(多田正成) 今井議員が今、質問されましたので、あえて私が言うことでもないかもわかりませんけども、今、副町長のご答弁いただきまして、そのとおりで、法令条例をきちんと守って職務を全うしていただきたい。そのことはいいんですが、我々、これ振り返ってみますと、18年ですので、ちょうど私が初めて議員にならせてもらったときでございまして、まだ、そのときには、あまり質問もできなかったと思って反省しておるんですが、予算書では上がってきて、認めておると思うんですが、その予算書の出し方、そのときに、工事なら工事、契約5,000万円、それから財産取得700万円というようなことがはっきりきょうまでに出ているわけですから、その詳細を予算書に出すときに、私の見る限りでは決算書の、18年度の決算書の327ページに給食センターの1,922万3,400円が総括として出ております。その中の一つかなと、一部分かなというふうなもんですが、なぜ、こういう出し方になったのか、ちょっとそこら辺がわかりましたら、お願いします。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは予算書の出し方ということで、まず、予算書のほうから申し上げますと、ご承知のとおり、予算書では、工事請負費、これなんかについては、中身が割と詳細に、何々道路改良工事費だとかいうもので分けておる部分もございます。 ところが、備品購入費につきましては、備品購入費ということで予算を一括計上しております。これが予定価格において700万円を超える場合は、本来は議会の議決が必要なんですけども、見た目上、予算書ではわからないというのが正しい見方かなと思ってます。 もう一つ土地を、今回の場合は譲渡する場合なんですけども、土地を購入する場合でも公有財産購入費を。今、議案第102号なんで財産の取得なんですけども、もう一方では予算の見せ方という中では、公有財産購入費なんかを計上する場合でも、当然一括で、こうなってきて、どこどこの土地購入費だとかいう明記がなされません。 結果としては、各常任委員会なんかでは、お求めがある場合、それから年間の大体事業を議会に資料として出す場合に、こういった案件がございますということで、お見せしておるんではないかなというふうに私自身は思っておりますけども、今、議員がおっしゃられましたように、結果、決算として上がってくると、決算は、その行った事業の細部について、こういったものを購入した、こういった工事をした、それについては、こういった補助金が充たっておるというようなことでしておるんですけども、決算も当時を振り返ってみますと平成18年度の決算、これがちょうど平成17年は合併した旧町の決算のを引き継ぎでしたんですけども、平成18年度から決算参考資料も、どこの町のどういう形態を引き継いだらいいのかいうのを、試行錯誤しながらつくってきておったことを覚えております。 今の主要施策の成果概要、こういったものに置きかえてきたのが数年たってからだったというふうに認識しております。今、申し上げましたように、事業費に対して、その財源内訳ですとか、そういったものもお示ししながら一定わかるように体裁を整えてきたのが、合併以降、数年たってからだったと思っておりますので、平成18年当時、少しやはり見方としても曖昧な部分もあったように記憶しておりますので、一つ一つちょっと申せませんけども、そういうふうな記憶がございますので、ちょっと予算と決算の見方としても、非常にわかりづらかったということでございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 今、丁寧に説明していただきましたので、そのとおりだろうと思うんですが、決算書、予算書にですね、トータルで出されて、そのときに我々が、つい質問しなければ予算で通してしまうわけですから、一つずつ吟味して出すときに、ここへ予算書に出されるとき、あるいは決算書に出されるとき、決算は済んでからですか。 出されるときに、それ700万円以上とか5,000万円以上とかいうことがはっきりわかるわけですから、こんな間違いは、どうで起きたのかなという気がするんですが、我々議員は一括して予算に出されると、その内容がもしここでわかって、一つずつを質問すればわかるんですが、わからないとそのまま、私の見る限りでは1,922万3,400円という数字が給食費のところに、設備費のところに出てますので、その中の一括だなということを予算書を見ればわかるんですが、そのときに私たちも700万円以上であれば、こんな一括して出されて何の契約も、随意契約も何も出てないんだけど、どういうことだということが質問できるんですが、ちょっとここはですね、今後、こういうことのないようにしていただかないと、我々も全てが質問できるかというたら、そういう問題でもありませんので。 それと、1点ですね、こういう備品を買われたときに財産調書の主な備品のところに、これが上がっておりますでしょうか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 後段の備品の関係は、また担当のほうでちょっと確認をさせていただきますけども、前段の、いわゆる条例で、工事請負費でしたら5,000万円以上、それから財産の取得でしたら予定価格は700万円以上ということが明記してありますので、これは必ず職員が認識をしていかなければならないことにもかかわらず今回、その認識が欠如をしていたと言わざるを得ないというケースだというふうに思っています。 まずは、職員一人一人がやはりその額の根拠をしっかりと認識をする中で予算計上をしていくわけですから、予算要求をしていくわけですから、この案件は議会の議決案件になる可能性があるというのを、まず認識することが大事だというふうに思ってます。 もう1点は、そのように当然、職員にも周知を図っていかなければならないですし、それから最近では全課、そういうことになっているかどうか、私も確認はしてませんけども、予算審議のときに参考資料として各課が細かい予算書をやっぱり集約した備品購入費何ぼというので、2種類ぐらい入っている場合もありますけども、予算の資料ということで細かく、その内容を記した資料を出させていただいておると思いますので、その中で議員の皆さんも、これは例えば700万円以上の備品購入費だなと、これは議会の議決を得る予定なんですかというふうな質問がしていただけるような資料を統一して、議員の皆様に提出できればなというふうなことは考えております。 ちょっと備品に登録されているかどうかは、ちょっと総務課長のほうから答弁させます。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) 私のほうから、決算書、ちょっと今、持ち合わせておりませんけれども、財産の調書の中で本来上げるべきということでございまして、それにつきましても曖昧な部分もちょっと確認をしていかんと、こういう部分では再度、チェックを町長、副町長のほうからもございましたように、ダブルトリプルのチェックをかけていきながら、きっちりとした報告等を行っていきたいと思っております。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) 申しわけありませんでした。 平成18年に購入した主な備品ですけども、それ以外につきましては、連続フライヤー、揚げ物の機械ですとか、さいの目切り器、球根の皮むき等を購入しております。 ただ、いずれにしましても、一つの契約が700万円超えてないというところで、今回の追認のほうには提出をしていないということでございます。 ○議長(家城功) 小池会計室長。 ◎会計室長(小池信助) すみません。決算書の調整のかかわることなので、私のほから少し説明させていただきます。 最初、予算書と言われておりましたので、予算書も決算書もそうなんですけども、やはり款・項・目・節、中には細説までで予算書の金額、決算書の金額を本表のほうでは書いていきますので、その分では、例えば備品購入費ですとか、公有財産購入費とか、金額が上がったとしても、それが何であるのかというとこまでは詳しくは記載できてない状況です。 それを補うのが資料ということになるわけですけども、決算書では、先ほど財政課長のほうが言いましたように、より細かく、それぞれ所管課のほうから、その明細を記したものをお配りさせていただいておると、その辺で、もう少し、そうした重要な工事ですとか、それから備品購入ですとか、そうしたものについては、できる限りきちっと書いていくようにしたいなというふうには思っています。 ただ、あくまではそれは決算ですし、これは決算というと、もう終わってしまったものになりますので、その面からいうと予算で、先ほど副町長も言いましたように、ある程度、そういった大きなものについては、できるだけ明記していけるような、そのことができたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 それと、決算書の中で財産の取得につきましては、総務課のほうでまとめていただきまして、大きなものについては計上しておりますので、はい、そういうことでございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 予算書には出て認めておるわけですから、我々も議会のほうにもチェック不足ということで、謝らなければならないなというふうに思っておりますけれども、この席で質問ができなければ、詳細についてできなければ、それで通ってしまうという結果になりますので、今後は気をつけていただきたいなと。 私が見る限りでは、主な備品の中には、こんな大きな、一つ一つの物品が掲載されていないというふうに思いますので、そこも今後はですね、きちっと議会にかけなければ購入できないような財産については、きちっと財産調書に残るようにしていただきたいなというのが私の思いであります。 以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第102号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第102号 財産の取得について(追認)(真空冷却機及びパススルー冷蔵庫)は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第103号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、財産の取得につきまして、電子黒板機能付きデジタルでございます。 議会運営委員会で説明、報告を受けました。びっくりしたという状態だったんですけれども、その後、新聞報道もありまして、住民の方々から問い合わせも来ておりますので、お尋ねしたいと思います。 まず、内部調査を行ったとありましたけども、内部調査の体制といいますか編成は、どのように行われたんでしょうか。内部調査の体制づくりですね。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 今回の調査のきっかけとなりましたのは、先ほど町長が申し上げました案件、有線テレビの関係だったんですけども、これが平成26年の案件でした。 それ以前について、こういった案件があるのではないかということを、やはり調べておかないと、これは仮に追認を提案させていただいて、新たに、また、見つかるということになりますと、問題がありますので、一応、合併のときに遡って調査をさせていただいたということです。基本的には、その財産取得の関係で、700万円以上の金額の支出というのは、すぐデータで出てきますので、それでまず拾い上げさせていただいて、その後、その案件が議会の議決を要するのか、要しないかの判断を、いわゆる総務課で、実例とか等を参考にしながら判断をさせていただいて、今回の件数を確定したということで、企画財政課なり総務課のほうで協議をさせていただいて、今回の提出に至ったということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 企画財政課、総務課が中心になって、内部調査を行ったということでありますけども、この電子黒板につきましては、全国的に話題になった時期だというふうに記憶しております。国の委託事業で、江陽中学校だったんですけども、ほかの学校にも導入されて、問題になったのが、特に、この使い方の、教職員の方の研修費用も問題になったと思うんですけども、その教育委員会の調査と総務課、企画財政課の調査が同時に行われたということですか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) この案件につきましての調査は、総務課と企画財政課で中心になってやらせていただいてます。 その結果、今回、質問いただいてます電子黒板も、その対象になったということでございますので、それを受けて教育委員会のほうで実際の、そのときの事業への取り組み状況を調査をさせていただいたということで同時に、並行的には進めておるんですけども、関連を持ってやったということではございません。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ほかの学校にも、かなりの台数が導入されたというふうに覚えているんですけども、その学校については確認はされたんですか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えいたします。議員のご質問のとおり、各学校にも電子黒板を導入しております。ただし、電子黒板の台数ですとか、契約の関係で700万円を超える契約についてはなかったということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) その後の江陽中学のモデル事業の報告書もできたと思うんですけども、ほかの学校もですね、現在も使われているんですかね。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えいたします。今回の追認をお願いしております、電子黒板につきましては、モニター機能が主なものでございまして、タブレット端末の映像をテレビ画面のようなデジタル画面で表示するということで、視覚効果があるものということで考えております。 こちらにつきましては、かなり先生方のほうで利用していただいておりまして、授業のほうでも使っていただいているというふうに認識をしております。 議員がご指摘されているのは、また違う電子黒板がございまして、当時導入した電子黒板につきましては、各校に1台程度配置しているものでございますが、移動の問題や大きさが、かなり大きいというところで、このモニターの画面のほうを主流で使っているということで、使えているかというご質問に対しては、なかなか利用のほうは頻度が高くないというふうに考えております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 9年前の問題ということでございますので、なかなか思い出せません。 以上といたします。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第103号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第103号 財産の取得について(追認)(電子黒板機能付きデジタルテレビ)は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第104号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第104号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第104号 財産の取得について(追認)(全国瞬時警報システム(J-ALERT)及び防災行政無線連動システム機器)は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第105号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第105号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第105号 財産の取得について(追認)(与謝野町有線テレビ送受信設備機器及びFM告知端末機)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第106号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 12番、安達議員。 ◆12番(安達種雄) 1、2点確認しておきたいと思います。議案第106号にかかっております議案につきましては、これはまず、四辻区から譲っていただきたいという要望があったものと、説明では認識しておりますが、その点について、確認しておきたいと思います。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 四辻区のほうからということで言わせていただきましたが、相談を進めていく中で四辻区さんのほうから、うちが引き受けましょうかということで、言っていただいたような経過であります。その当時は、利用者も陶芸クラブの方も20名ぐらいおられて、活発に活動されておられまして、他地域の釜を使っていただくにも石川とか三河内のクラブさんも活発に活動されておられまして、なかなか自分たちが使いたいときに使えないというお話で、協議を重ねていく中で四辻区さんのほうから、それではうちがというようなお話であったかなというふうに思います。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) そうしますと、もう平成26年度のことでありますが、きょうまでずっと管理運営は四辻区のほうでしていただいておることと認識しておりますが、全く建物、それから、備品についても全て四辻区の管理のもとに、今後、運営されていくということで、よろしいですね。確認しておきたいと思います。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 今回のこともありまして、四辻区さんのほうにお話をさせてもらいに行きました。ただ、ここのところ、陶芸クラブの活動というのが、ちょっと縮小されているようで、当時、20名おられたのが、お二人ぐらいだというふうにお聞きしておりまして、なかなか使ってもらう機会が少なくっているというふうにはお聞きしながらも、区のほうで管理をお世話になるというふうに確認をしてきたところです。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 最後に、建物、それから備品については、四辻区ということで管理をお願いしているわけでありますが、土地については、地所については町有地ということで確認しておきたいと思いますが、間違いございませんか。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 議員がご指摘いただいておるとおり、土地につきましては、手前のグループホームと一体のものとなってまして、町有地のままでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 以上で終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 13番、多田議員。 ◆13番(多田正成) 30.27平米ですから、小さいものなんですが、譲渡されることについて、どうのこうのという問題ではないんですが、これは行政財産でしょうか、普通財産でしょうか。まず、そこからお聞かせいただきたい。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) 普通財産でございます。
    ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 当然、普通財産だと思うんですが、その普通財産なら普通財産のところの調書に、台帳に、これは、どこを見たら、それが載っておるんでしょうか。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) ちょっと少し表現がまずかったかなと思います。その当時、譲渡するまでは普通財産ということでございまして、少しその当時の財産の部分が、どういう表示になっておるかは、わかっておりませんけども、今現在、もう譲渡してしまっておりますので、現在は、もう町の財産ではないということでございまして、よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 今の課長のお話でしたらですね、これが平成26年に譲渡されておって、僕もあまり、4年前のことですから覚えてないんですけれども、平成26年ですね、そうなると平成25年以降の台帳に必ず普通財産か、行政財産かわかりませんけども、普通財産なら普通財産に載っているんですけど、それが載ってないんですね。 ですから、私の見方が違うかもわかりません。その名前が違うかもわかりませんね。陶芸舎となってますけども、違う形のところの名前で記載されておったら、それはわかりませんけれども、陶芸舎となってますから、それをちょっと見せていただくと、財産の中に平成18年の合併して以降、全然載ってないんですね。それが、ここで譲渡されていくのはいいんですが、譲渡されるのはいいんですが、財産に載ってないということ自体が、私はどうなのかなということを指摘させていただきます。載っておれば言うてください。陶芸舎でない名目で、どこかに出ておったら、それを教えていただければ理解できるわけですから。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) すみません。私のほうから、陶芸舎につきましては、当初行政財産でありまして、譲渡にかかりまして、平成26年に普通財産に変更して譲渡しております。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、福祉課長が申し上げましたとおり、平成25年、平成26年の処分でしたかね。その年度までは行政財産として、先ほど来、申し上げております決算書の財産に関する調書の中の行政財産のところに陶芸舎という事項で記載されておるのか、前の施設と一緒になって掲載されておるのか、ちょっと私も存じ上げておらんのですけど、そういうくくりで行政財産としてあったものを、その面積分だけは落として、普通財産に落として譲渡をしております。ただ、それ以降は譲渡しておりますので、普通財産として出てこないわけですから、平成25年までは行政財産として管理がされており、以降は町の財産から外れてますので、どこにも出てこないというのが正しい見解だというふうに認識しております。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 当時、福祉課長をしておりましたので、お答えをさせていただきます。 今、グループホームとなっておりますあの施設は、過去に保健センターでありましたり、老人憩いの家という使い方をしておりました。老人憩いの家の一部として陶芸舎を取り扱っておりますので、陶芸舎という表記はありませんが、その中に含まれておったというふうに記憶をしておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) そうでしたら、分筆して、するまでの、その財産調書の名前がわかりますか。以前の台帳の、そこには平成26年以降譲渡するまでの財産としてそう見ておったんですよという、その名前がわかりますか。わかれば台帳を見ればわかるわけですから。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) 財産台帳のほうでは、老人憩いの家陶芸舎となっております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) わかりました。わかればいいわけですけれども、台帳にないものが、なぜ譲渡されたのかなというふうに解釈したものですから、ちょっと質問させていただきました。以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第106号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第106号 財産の無償譲渡について(追認)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第11 議案第107号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは議案第107号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正につきまして、提案理由のご説明を申し上げますとともに、本定例会におきまして、追認議決が必要となる議案を提出いたしました件について、改めて深くおわびを申し上げます。 さきに提出いたしました5件の追認議案につきましては、既にご説明をいたしましたところですが、そのうち議案第105号の与謝野町有線テレビ送受信設備機器及びFM告知端末機の購入にかかる財産の取得についてと、議案第106号の老人憩いの家陶芸舎にかかる財産の無償譲渡についての追認議案につきましては、私が町長に就任をいたしました後にかかわった案件であり、大変重く、その責任を受けとめているところであります。 かかる事態となりました責任につきまして痛感をしているところであり、今回、私の給料を5%1カ月、副町長の給料を5%1カ月減額をさせていただきたくご提案をするものであります。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第107号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(家城功) 起立多数であります。 よって、議案第107号 与謝野町特別職の職員の給与及び報酬等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで、少し早いですが、午後1時30分まで昼食休憩とします。     (休憩 午前11時47分)     (再開 午後1時30分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、審議を続行いたします。 次に、日程第12 議案第108号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第108号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由のご説明を申し上げます。 与謝野町では現在、11名の人権擁護委員にお世話になっており、任期は3年で、議会の意見を聞いて町長が推薦し、法務大臣が委嘱することになっております。 現在、委員をお世話になっております、上西義仁氏の任期が平成31年6月30日をもって満了となるため、人格高潔で最適任者として認め、同氏を委員として推薦いたしたくご提案申し上げるものであります。 なお、法務大臣の委嘱手続に時間を要するため、3月議会で審議いただくことでは間に合わないことから、本議会に提案させていただいたものであります。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 討論を省略し、採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 これより議案第108号を採決します。 本案は原案のとおり、候補者を最適任者として推薦することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、議案第108号 人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決定しました。 次に、日程第13 議案第109号 与謝野町印鑑条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第109号 与謝野町印鑑条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。 印鑑登録証明の事務処理につきましては、昭和49年2月1日付、自治省からの通知である印鑑登録証明事務処理要領において、印鑑登録証明書には男女の別を記載することとされておりますが、平成28年12月12日付、総務省からの印鑑登録証明事務にかかる質疑応答では、性同一性障害、性的指向、性自認に配慮して、印鑑登録証明書に男女の別を記載しない取り扱いをしても差し支えないとの通知がありました。この通知を受け、本町におきましても、印鑑登録証明書の男女の別を記載しない取り扱いを実施するために、与謝野町印鑑条例を改正するものであります。 詳細につきましては、茂籠住民環境課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認をいただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) それでは、議案第109号の与謝野町印鑑条例の一部改正について、説明をさせていただきます。 議案資料の10ページをごらんいただきたいというふうに思います。 先ほど町長のほうが申し上げましたとおり、印鑑登録証明とは、印鑑を用いて本人を証明するため、使用する印鑑をあらかじめ届け出によって登録し、その印影が本人の所有する印鑑と同一であることを官公署が証明する書類です。この事務処理については、昭和49年2月1日付、自治省からの通知である印鑑登録証明事務処理要領において、印鑑登録証明書には住民基本台帳法第7条第3号に規定する男女の別を記載することとされておりますが、平成28年12月12日付、総務省からの印鑑登録証明事務にかかる質疑応答において、地方自治法第245条の4第1項に基づく技術的助言として、性同一性障害、性的指向、性自認に配慮して印鑑登録証明書に男女の別を記載しない取り扱いをしても差し支えないとの通知がありました。この通知を受け、舞鶴市、福知山市、宮津市では、既に、この取り扱いが実施されており、その他、近隣市町村におきましても実施に向けて準備が進められております。印鑑登録証明については、印影が本人の所有する印鑑と同一であることを証明することであるため、男女の別を記載しないことによる影響は極めて少ないものと考えます。 当町でも印鑑登録証明書へ男女の別を記載しない取り扱いを実施するため、与謝野町印鑑条例を改正するものでございます。 先ほどの議案資料の10ページでございます。印鑑登録の第6条第1項第3号というのが住所です。第4号が氏名、第5号が生年月日、第6号が男女の別ということになっております。それを第3号から第5号までを記載するというふうに変更をするものでございます。 よろしくご審議の上、ご承認いただきますように、よろしくお願いします。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第109号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第109号 与謝野町印鑑条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第14 議案第110号 与謝野町立保育所条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第110号 与謝野町立保育所条例の一部を改正する条例について、ご提案の説明を申し上げます。 この議案は与謝野町立加悦こども園及び野田川こども園の設置により加悦保育園、与謝保育園及び市場保育所を閉所するため所要の改正を行うものであります。条例の詳細につきましては、浪江子育て応援課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) それでは、議案第110号 与謝野町立保育所条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明を申し上げます。 ただいま町長から説明からございましたとおり、平成31年4月1日から加悦地域と野田川地域に幼保連携型認定こども園の設置を行うため、平成31年3月31日をもちまして加悦保育園、与謝保育園及び市場保育所を閉所することとし、所要の改正を行うものでございます。 まず、与謝保育園につきましては、近年の少子化に伴い園児数が年々減少をしており、ここ数年は40名を切る状況が続き、平成30年度の在園児数は開所以来、最も少ない27名となっており、各年齢の園児数も10名を切った人数となっております。このような状況から、町としましては、一クラス15名から20名程度の集団の中で、持っている力を発揮し、より子供らしく生活ができる環境が必要ではないかと考え、昨年の8月から12月にかけまして、保護者の皆様に認定こども園への移行に伴い閉所を前提とした町の方針をお示しした上で、今後の与謝保育園の運営につきまして、ご相談をさせていただきました。 その結果、町の就学前教育、保育の考え方について、保護者の皆様にご理解をいただき、平成31年3月31日をもって与謝保育園を閉所し、認定こども園の移行をお認めいただきました。 また、加悦保育園と市場保育所につきましては、両地域にこども園の新園舎が整備できるまでの間、活用することとし、保育所としての位置づけを廃止することといたしました。したがいまして、来年4月には町内の保育所は、現在の6施設から3施設となります。 以上、ご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 7番、渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) それでは、一つ確認といいますか、教えていただきたいことがございます。今回、議案第111号のあのもんの、こちら側のこども園条例対照表あたりとか確認をして、見ていただいておるわけなんですけども、加悦町立加悦こども園、これは加悦の今までどおりの保育所、中学校の保育所の部分ですね。それで、そうしますと今度、今から計画されている桑飼の認定こども園とか、そのようなんとの関係は、どのように、これから対処をされていくのか、そのあたりを一つ教えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。先ほど申し上げましたが、新園舎ができるまでの間を加悦保育園、現在の、加悦保育園を加悦こども園として活用させていただくと。新たな園舎ができましたときには、桑飼保育園の子供たちも含めて、そこに移っていくということで計画をしております。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) それでは、前回、一度説明がございました加悦の公民館といいますか、地域公民館ですね、あそことの、これの関係は、どのように考えていったらよろしいか、ちょっとそのあたりのことも教えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。加悦地域公民館を学童保育の場所ということでご提案がされておりますが、そこは小学校の統合にかかわる問題ということで整理をお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) それでは、小学校の統合問題が挙がってくるまで、加悦地域公民館は、そのままでいくと、置いておくというふうに考えておったらよろしいか、確認したいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 先ほど申し上げましたとおりで、加悦地域の三つの小学校が統合するという前提で今、話が進められております。 現在の加悦小学校の校舎の中に学童保育の場所が二教室分、使用されております。その部屋をあけませんと、統合ができないという状況になりますのが、平成32年4月になります。その学童の準備をする期間が、大体3カ月ほど必要だということで、1月から学童保育の場所として加悦地域公民館を活用したいというのが、教育委員会の考え方でありますので、今の条例の案とはちょっと内容が異なりますので、できましたら、保育所関係でのご質問をいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) 私にとっては、みな関連があると思っておったんで、えらい失礼しました。わかりました。終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 6番、下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今回の保育所の統廃合、その他、学校の話も先ほど、今、出ておりましたけども、そもそも基本的には公共施設白書に記載してある事項かと思いますので、白書自体の見直し等々も含めて、最終的にはご検討いただく必要があるかと思いまして、白書の結論がまだ、出てないままにおいて、個々に問題が先行するのはいかがなものかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 公有財産の活用についてということも当然ございますが、まず、子供たちの就学前教育・保育の環境を整えていくということを前提で、この話は従前から進めてまいりました。この結果として、保護者の皆様も現在の児童数では、子供の成長にはふさわしくない環境になりつつあるというご自覚のもとで、今回の加悦保育園、また、市場保育所への認定こども園化ということをご同意いただいたということでございますので、施設の廃止論だけではなくて、そういった環境を整備する意味での統合ですので、そのあたりは、ぜひご理解をいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 私も子供の、お子様たちの環境は非常に重要なことだと思いますが、いかんせん当町で出しております白書等々に書かれていることに関して、先ほどから住民請願が出たり、いろいろ問題が起こっております。その中において、どのような形で進めていくのが一番いいのか、この辺に関して、町長にお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議題となっております、議案第110号について、私のほうからお話をさせていただきたいというふうに考えております。 先ほど、浪江子育て応援課長からもありましたように、本町の子供たちの生育環境、これをいかに整えていくかといった議論は、子ども・子育て会議などを通じて活発になされてまいりました。そして、その会議体において、本町においても幼保連携型の認定こども園というものを導入していこうという方針か打ち出されたのを受けて、私どもとしては、この間の取り組みを進めているという状況であります。 また、先ほど来、ご説明もありましたけれども、昨年度、当該施設を活用いただいている保護者の皆さん方からも活発なご意見をいただきながら、同意に至ったということでもございますので、私といたしましても、この子供の環境を整えていくという観点から、本議案のご審議をお願いしたいと考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 子供に関してかかる事案に関しては、私も非常に理解しておりますし、それはそれで、よろしいかと思います。ただ、私が申し上げているのは、白書の中の取り扱いを、どのようになさるのかをお伺いしているわけです。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 平成18年の合併以来、本町における公共施設のあり方につきましては、活発な議論がなされてきたと考えております。その公共施設の統廃合の議論と並行しながら、例えば、就学前保育、教育施設のあり方、また、小学校のあり方、中学校のあり方といった形で、さまざまな分野においての議論が進めてこられというふうにご理解をいただきたいと考えております。 そうした、さまざまな会議体においての議論を通じて出されてきた方向性、そうしたものも含めて、公共施設の統廃合に係る計画などにまとめられているというようにご理解をいただきたいと考えてます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 統廃合の中の一環として考えているということで、理解ということで、よろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほど来、ご説明をさせていただいておりますように、本議案における議論というのは、子供たちの環境をいかに整えていくかといった観点で、導き出してきた方向性であります。また、小学校や中学校のあり方につきましても、この間、教育委員会などを通じて活発な議論がなされてきたという状況であります。こうした施設のあり方につきましては、その特徴というものがありますし、そうしたものを踏まえて、今後のあり方を検討してきたというふうにご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) では、そのような形ということで、なかなか多分、意見が平行線のままだと思います。この件に関して、子供の園に関してだけを分割するような議題は、私は考えておりません。根底にあるのは、与謝野町白書だと思っておりますので、それの中においても位置づけ、その中において、どう考えていくかという問題も根っこを深く探ってやっていただきたいと思っておりましたが、今の町長のお話では、こども園は分けて考えてほしいというふうに私は理解してしまったんで、ここで私の質問は終わらせていただきます。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほど議員からご指摘をいただいております、公共施設の白書、あるいは基本計画、実施計画につきましては、平成26年度以降の議論であります。一方で、ただいま議案としてご提案をさせていただいている就学前保育・教育、すなわち幼保連携型の認定こども園の設置につきましては、それ以前から議論をしてまいった案件であります。したがいまして、先ほど申し上げましたように、子ども・子育て会議という会議体においても、また、保護者間での議論というものも、子供たちの環境をいかに整えていくか、そうした真摯な議論が積み上げられてきた結果であるというふうにご理解をいただきたいというように考えております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 私は、それでは質問を、これで終わらせていただきます。改めて一般質問でさせていただきます。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第110号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(家城功) 起立多数であります。 よって、議案第110号 与謝野町立保育所条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第15 議案第111号 与謝野町立認定こども園条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第111号 与謝野町立認定こども園条例の一部を改正する条例について、ご提案を申し上げます。 この議案は、平成31年4月より加悦地域及び野田川地域にそれぞれ与謝野町立かやこども園、及びのだがわこども園を設置するため所要の改正を行うものであります。条例の詳細につきましては、浪江子育て応援課長からご説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) それでは、議案第111号 与謝野町立認定こども園条例の一部を改正する条例について、ご説明を申し上げます。 ただいま町長から説明がございましたとおりですが、先ほどの議案第110号でも若干ご説明をしておりますが、平成31年4月から加悦地域と野田川地域にこども園を設置するために、所要の改正を行うものでございます。 既に岩滝地域におきましては、かえでこども園を運営しており、町内におけます就学前の教育・保育環境の均衡を保たせることを目的としまして、平成31年3月末に加悦保育園、市場保育所を、それぞれ閉園をいたしまして、この2園の施設を活用し、平成31年4月から加悦地域、野田川地域の認定こども園を設置することとしております。 なお、両こども園の新園舎につきましては、与謝野町子ども・子育て支援事業計画に基づく与謝野町幼保連携型認定こども園整備計画におきまして、加悦地域では平成33年度、野田川地域では平成34年度を目標として整備をする計画を進めております。 施設の名称につきましては、各保護者会にご相談をした結果、新園舎開設までの間の名称として、かやこども園、のだがわこども園とすることで了解を得ました。新園舎の設置が確定した時点で、かえでこども園同様に名称募集等を行う予定としております。 以上、簡単でございますが、ご説明とさせていただきますので、よろしくご審議をいただき、ご承認をいただきますように、お願いいたします。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第111号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第111号 与謝野町認定こども園条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第16 議案第112号 与謝野町介護予防等拠点施設条例の廃止についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第112号 与謝野町介護予防等拠点施設条例の廃止について、提案理由のご説明を申し上げます。 当該の施設は、名称を与謝野町浜町野田会館と申しまして、町社会福祉協議会のふれあいサロン等の介護予防事業を行ってまいりました。町内に介護予防事業を行う施設、事業所等がふえたこともあり、一定その役割を終えたものと判断し、地元地区で有効活用していただきたく譲渡していくために、その運営等にかかわる町の条例を廃止するものであります。 詳細につきましては、田辺福祉課長から説明をいたしますので、よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) ただいま町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細について、ご説明申し上げます。 それでは、議案資料の13、14ページをごらんください。該当の施設であります、与謝野町浜町野田会館につきましては、浜町区の野田地域に位置します、平成16年2月建設の木造平家建ての建物ですが、与謝野町の社会福祉協議会のふれあいサロンなど、高齢者の介護予防のための事業を行うほか、地元地域の皆様の集会などにご利用いただいております。町内では、特に岩滝地域でも介護予防デイサービスなどの各種の専門的な介護予防事業を行う施設や事業所がふえ、充実した活動を行っていただいております。このような中で、当施設につきましても、一定その役割を終え、介護予防活動の用途に供する必要がなくなってきたと判断し、地元の浜町区において、近隣住民の方の集会や区主催の催しなどの会場にするなど、より多目的に有効活用していただくべく、譲与を進めていきたいと考えております。そのため、今回、介護予防等拠点施設としての運営等の規定を定めた同施設の条例を廃止し、行政財産から普通財産への移行等の手続を行っていくため、今回、提案させていただいた次第です。 よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第112号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第112号 与謝野町介護予防等拠点施設条例の廃止については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第17 議案第113号 財産の無償譲渡についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第113号 財産の無償譲渡について、提案理由のご説明を申し上げます。 当該の施設であります、与謝野町浜町野田会館につきましては、主に岩滝地域の高齢者のための介護予防事業等を行ってまいりましたが、町内に介護予防事業を行う施設、事業所等がふえ、一定その役割を終えたものと判断をいたしております。 今後は地元浜町区において、より多目的にご活用していただきたく考えておりますし、そのために区に譲渡をしたいと考えているところであります。 詳細につきましては、田辺福祉課長から説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長(田辺茂雄) ただいま町長から概要説明がありましたので、引き続き詳細について、ご説明申し上げます。 それでは、再度、議案資料の13、14ページを見ていただけたらと思います。該当の施設であります与謝野町浜町野田会館につきましては、先ほどの議案第112号の説明で申し上げましたが、ふれあいサロンなど、介護予防の事業等を行っておりましたが、町内に介護予防事業という、ほかの事業所の増加した中で、当施設につきましては、一定その役割を終えたと判断し、地元浜町区において、近隣住民の方の集会など、多目的に有効活用をしていただくべく譲与を進めていきたいと考えております。 この件につきましては、譲与の相手先が自治会であり、そのほか公共団体に該当しないため、与謝野町財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例における第3条無償譲渡の条件として、規定にない例となります。この場合、地方自治法により別途町議会への議決が必要であるため、今回の提案に至った次第でございます。 よろしくご審議いただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。
    ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第113号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第113号 財産の無償譲渡については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第18 議案第114号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第114号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について、提案理由をご説明申し上げます。 京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体のうち、相楽郡西部塵芥処理組合が、平成30年9月13日付で組合名称を木津川市精華町環境施設組合に変更されたことから、別表に規定をしている組合名称を改正するものであります。また、平成19年10月1日に郵便貯金法が廃止をされており、現在は郵便貯金の名称が使用されていないことから、今回の規約変更にあわせ関係規定を削除するご提案を申し上げるものであります。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第114号を採決します。 本案について、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第114号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第19 議案第115号 与謝デイサービスセンター与謝在宅介護支援センター及び与謝野町ホームヘルパーステーションの指定管理の指定について及び日程第20 議案第116号 与謝野町障害者グループホーム・ケアホーム及び与謝野町障害者就労継続支援施設の指定管理者の指定について、以上の2件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第115号 与謝デイサービスセンター与謝在宅介護支援センター及び与謝野町ホームヘルパーステーションの指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る11月6日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされた同委員会で慎重審議され、その結果をもとに同委員会からの答申をいただき、社会福祉法人北星会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。 その理由といたしましては、当該団体は施設設置当初からの管理法人であり、与謝在宅介護支援センターにおきましては、地域における身近な介護に関する総合窓口や指定居宅介護支援事業者として地域の利用者の自立支援に向けた事業を展開し、与謝デイサービスセンターと与謝野町ホームヘルパーステーションにおいては、加悦地域の在宅福祉の拠点施設として利用者が住みなれた地域やご自宅で安心して暮らせる質の高いサービスを提供され、その実績は顕著であると考えております。 また、同様の施設、事業を宮津市域においても展開をされており、これらの実績を生かした事業展開により、利用者のますますの利便性の向上や地域福祉及び在宅福祉の充実に寄与できる団体であると判断し、選定をいたしました。指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間といたしております。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 続きまして、議案第116号 与謝野町障害者グループホーム・ケアホーム及び与謝野町障害者就労継続支援施設の指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る11月6日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催された同委員会で慎重審議され、その結果をもとに同委員会から答申をいただき、社会福祉法人与謝の海福祉会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。 その理由といたしましては、与謝野町障害者グループホーム・ケアホームは、障害者の地域生活と自立支援を目的とし、与謝野町障害者就労継続支援施設は、障害者の就労推進、自立支援を目的としており、それぞれ運営には専門知識と経験が不可欠であります。同法人は丹後圏域内において、多くの障害者福祉施設を運営されており、専門知識、経験は十分であり、これまでの運営実績を生かした今後の事業展開により利用者の利便性やサービスの質のますますの向上、障害者福祉、地域福祉の充実に寄与できる団体であると判断し、選定をいたしました。 指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間といたしております。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第21 議案第117号 与謝野町地域農産物等活用型交流施設の指定管理者の指定について、及び日程第22 議案第118号 与謝野町食と健康の拠点施設の指定管理者の指定についての、以上の2件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第117号 与謝野町地域農産物等活用型交流施設の指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る11月6日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされた同委員会で慎重審議され、その結果をもとに同委員会から答申をいただき、社会福祉法人与謝の海福祉会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。 その理由といたしましては、現在も本施設の運営を行っている本法人につきましては、運営状況には問題なく、食と健康の拠点施設と連携して業務に当たることによって、相乗的な事業効果による農業の振興に大きく貢献をしており、また、社会福祉法人としての利点を生かし、障害者を雇用することによって、その就労の場を創造することで、障害者福祉施策にも大きく貢献しているということを考えると、本法人による施設運営が最も望ましいと考えております。 指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3カ年といたしております。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第118号 与謝野町食と健康の拠点施設の指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る11月6日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされた同委員会で慎重審議され、その結果をもとに同委員会から答申をいただき、社会福祉法人与謝の海福祉会を指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。 その理由といたしましては、現在も本施設の運営を行っている同法人につきましては、地元農家や地元組織等の運営協議会を立ち上げ、共同でさまざまな取り組みを実施することにより、町の農業振興はもとより、地域起こしにも大きく貢献をいたしております。また、社会福祉法人としての利点を生かし、障害者を雇用することによって、その就労の場を創造することによって、障害者福祉施策にも大きく貢献をしているということを考えると、同法人による施設運営が最も望ましいと考えております。 指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3カ年といたしております。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第23 議案第119号 与謝野町産業創出交流センターの指定管理者の指定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第119号 与謝野町産業創出交流センターの指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る11月6日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされた同委員会において慎重審議され、その結果をもとに同委員会から答申をいただき、ドルフィン株式会社を指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。その理由といたしましては、ドルフィン株式会社は、与謝野町産業創出交流センターの設置目的を理解し、利用者や利用方法の拡充など、施設の持つ可能性を最大限に引き出すことができると期待されるとともに、企業希望者への支援事業による新たなビジネスチャンスの創出や自主企画事業による地域課題の解決に向けた積極的な姿勢もうかがわれます。 また、クアハウス岩滝の指定管理者として実証されている高い業務能力と効率的な管理運営により利用者にとっても満足度の高いサービスを提供できる団体であると、総合的に判断し、選定するものであります。 指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間といたしております。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第24 議案第120号 災害復旧事業の施行についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第120号 災害復旧事業の施行について、提案理由のご説明を申し上げます。 本年7月に発生をした7月豪雨により被災した農業用施設の復旧工事について、町営で行う災害復旧事業実施に当たり土地改良法第96条の4の規定で準用する同法第87条の5第1項の規定より応急工事計画を定め、京都府知事に報告するため議会の議決を求めるものであります。 詳細につきましては、議案の別紙(1)の表のように、施設復旧工事が2カ所となっております。 別紙(2)の表につきましては、資金計画を記しており、歳出517万2,000円に対し、歳入といたしまして、府補助金413万7,000円、町一般財源51万8,000円、地元負担金51万7,000円としております。 以上、簡単にご説明を申し上げましたが、よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 ここで2時45分まで休憩をします。     (休憩 午後2時25分)     (再開 午後2時45分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第25 議案第121号 平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)から日程第31 議案第127号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)の、以上7件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第121号 平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は1億2,186万円を追加し、総額を119億5,416万7,000円とするものであります。 それでは、歳出の主なものについて、ご説明を申し上げます。 23、24ページをお開き願います。第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、国民健康保険特別会計繰出金は直診勘定繰出金を3,300万円追加をいたしております。これは本年4月から新たな常勤医師を雇用し、診療所運営を行っておりますが、昨年に常勤医師が不在となり診療日数が減少した際に、他の医療機関へ移りかわられた患者さんがあったことも影響し、患者数が見込んでいたほど伸びなかったことから、診療収入の減収に伴う収支不足を一般会計から繰り出すものであります。 次のページにかけましての第2目障害福祉費、障害者生活支援事業は、グループホームや就労継続支援B型利用者の増加等により第20節扶助費、自立支援給付費を3,995万1,000円追加をするほか、放課後等デイサービス事業等の利用者の増加から、障害児通所・相談支援給付費を1,095万円追加するなど、総額で5,290万8,000円追加をいたしております。 第3目高齢者福祉費、介護保険特別会計繰出金は事業勘定への繰出金を1,231万6,000円追加をいたしております。これは施設入所者等の増加や介護度の高い入所者がふえたことに伴い、施設介護サービス給付費が増加したことなどにより、一般会計の負担相当分を追加するものであります。 次に、27、28ページ、第2項児童福祉費、第2目児童福祉施設費、認定こども園管理運営事業では、第7節賃金を956万6,000円追加をしております。これは10月後期入所において、11人園児がふえたほか、特別支援加配の必要な園児が当初見込みよりふえたことなどにより、臨時職員を増員したことによる増額であります。 次に、33、34ページ、第6款農林水産業費、第1目農業費、第4目農地費、農地等保全対策事業では、第19節負補交、蛇谷堰堤浚渫工事負担金を626万5,000円追加をいたしております。これは男山浄水場の水源として利用しております蛇谷堰堤が、7月豪雨や台風の影響により異常堆積をしているため、このままでは今後、水源としての利用に支障を来すおそれがあるため、水道事業会計におきまして、浚渫工事を実施するものですが、治山事業として一般会計からも工事費の一部を負担するものであります。 次に、39、40ページをお開き願います。第8款土木費、第2目道路橋梁費では、第2目道路維持費を3,066万9,000円、次のページの第3目道路新設改良費を5,910万円、総額で8,976万9,000円減額をいたしております。今回、大きく減額することになりました経過といたしましては、昨年の台風18号、21号、さらに本年の7月豪雨等により発生した災害により町内の災害復旧工事だけでも京都府所管分も含め相当数を町内業者に発注をしているところですが、丹後地域全域が甚大な被害を受けたこともあり、当町の業者が他市町の工事の下請に入ることも起きているなど、災害復旧工事を入札しても、入札不調が続出する状況であります。このようなことから、災害復旧工事を優先して履行していただけるよう当初計画事業の一部を次年度以降に先送りすることとし、予算を減額をしたものであります。 また、歳入におきましては、国庫補助金のほか、地方債につきましても、事業費の減額にあわせ調整をいたしております。 次に、43、44ページ、第6項住宅費、第3目住宅耐震事業費、住宅等耐震化事業では、第19節負補交で民間施設ブロック塀等緊急安全対策支援補助金を45万円追加いたしております。これは本年6月の大阪北部地震を受け、地震に備えた安全対策を推進するため創設されたものであり、民間のブロック塀等の安全対策を実施するための経費について、国、府、市町で4分の3、所有者4分の1の負担割合によって上限15万円を助成するものであります。 次に、45、46ページ、第10款教育費、第2項小学校費、第1目学校管理費、小学校施設整備事業では、加悦小学校、岩滝小学校、野田川地域の4小学校に空調整備を整備するための実施設計費として第13節委託料、設計監理委託料を1,772万9,000円追加をいたしております。これは近年の猛暑を受け、児童・生徒等に健康被害を及ぼさないよう熱中症対策として冷房設備を整備するため、国の補正予算で新設をされた冷房設備対策臨時特例交付金を活用し、整備するものであり、今回は実施設計費用のみを計上しておりますが、国からの交付金の内示等がありましたら、早期に予算計上をいたします。 次に、51、52ページから55ページ、56ページにかけての第11款災害復旧費では、総額5,947万8,000円を追加いたしております。7月の専決補正予算、9月の補正予算の時点におきましては、台風等の被害状況全て把握できている状況ではなかったために、おおよその見込みにより予算を計上させていただいておりました。したがいまして、今回の補正予算では一定整理をさせていただき、単独事業から起債対象事業への組みかえ、単独事業から補助事業への組みかえなど、精査をさせていただいたものであります。しかしながら、現段階におきましても災害査定が終了していないものもあり、今後も事業費が変動することが見込まれますので、3月補正予算等で再度調整をさせていただきたいと考えております。 次に、55、56ページ、第14款予備費は742万7,000円を減額し、調整をいたしております。 以上が、歳出であります。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。13、14ページをお開き願います。第9款地方交付税は、普通交付税を2,000万円追加いたしております。第11款分担金、第3目災害復旧費分担金は農林水産業施設災害復旧費にかかる分担金を追加、あるいは減額し、総額519万4,000円追加をいたしております。 第12款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、有線テレビインターネット使用料は、インターネット加入者数の減少により399万8,000円減額をいたしております。 第13款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金、第2節障害福祉費負担金は、歳出でもご説明を申し上げました自立支援給付費や障害児通所・相談支援給付費の追加等に伴い総額で2,810万5,000円を追加いたしております。また、府負担分として、次のページ、14款府支出金、第1項府負担金、第1目民生費府負担金では、同負担金を総額1,405万1,000円追加をいたしております。 13、14ページに戻りまして、第13款国庫支出金、第2項国庫補助金、第7目土木費国庫補助金、第1節道路橋梁費補助金は、歳出でもご説明をいたしましたように、災害復旧事業を優先し、通常事業分を先送りすることとしたため、道路改良事業費補助金を3,496万8,000円減額するほか、次のページの第20款町債、道路整備事業債を5,100万円減額をいたしております。 13、14ページの第10目災害復旧費国庫補助金は、農林水産業施設災害復旧費補助金、公共土木施設災害復旧費補助金、文教施設災害復旧費補助金を事業精査後の交付見込みにより総額2,790万1,000円追加をいたしております。 次のページ、第19款諸収入、第4項雑入、後期高齢者医療療養給付費負担金精算金は平成29年度の療養給付費負担金の精算金として2,952万5,000円追加をいたしております。第20款町債、第9目教育債は小学校の空調設備整備の実施設計費用に対し、小学校施設整備事業債を1,770万円追加するほか、第10目災害復旧費は歳出で計上しております災害復旧費の工事請負費等におきまして、地方債を発行するものであり、総額5,570万円を追加いたしております。第12目臨時財政対策債は普通交付税の算定により発行可能額が確定をいたしましたので、1,607万5,000円を追加いたしております。 また、8ページには第2表地方債補正を計上し、同額を追加、あるいは変更いたしております。 以上が、平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、お願いを申し上げます。 次に、議案第122号 平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算に、それぞれ100万円を追加し、総額を16億9,833万3,000円とするものであります。 まずは、歳出からご説明を申し上げます。13、14ページをお開き願います。第1款総務費、第1目一般管理費では、今後の支出見込みから第9節旅費を公共・特環合わせて8万8,000円追加いたしております。 第2款維持管理費では、今後の支出見込みにより第11節需用費等を公共・特環合わせて53万5,000円追加いたしております。 次のページにかけての第3款事業費では、前納報奨金の追加及び公共ますの新設により、工事請負費を追加するなど、公共・特環合わせて130万8,000円追加いたしております。 第4款公債費では、借り入れ利率の変更により、各種利子償還金を公共及び特環合わせて総額60万円減額をいたしております。 第5款予備費は33万1,000円を減額し、調整をいたしております。 以上が、歳出でございます。 続きまして、歳入について、ご説明を申し上げます。 11、12ページをお開き願います。第5款繰入金、第1目一般会計繰入金は起債借入額の増、及び歳出の減に伴い特環を10万円減額をいたしております。 第8款町債では、公共桝新設工事の追加に伴い下水道事業債を110万円追加するものであります。また、6ページには第2表地方債補正を計上し、同額を変更いたしております。 以上が、平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして議案第123号 平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)について、その概要をご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出に、それぞれ7万3,000円を追加し、総額を4,197万3,000円とするものであります。 まずは歳出からご説明を申し上げます。12、13ページをお開き願います。第2款維持管理費では、光熱水費を7万6,000円追加いたしております。第4款公債費、第1項公債費では、資本費平準化債の借り入れ利率の変更により償還利子を3,000円減額をいたしております。 次に、10、11ページの歳入でありますが、第5款繰入金、第1項一般会計繰入金は、収支不足により4万5,000円追加をいたしております。第6款繰越金は前年度繰越金を2万8,000円追加いたしております。 以上が、平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第124号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、概要のご説明を申し上げます。 今回の補正は、事業勘定では歳入歳出に、それぞれ9,682万2,000円を追加し、総額を28億3,526万9,000円とするものであります。また、サービス事業勘定では歳入歳出に、それぞれ5万8,000円を追加し、総額を915万8,000円とするものであります。 それでは、事業勘定の歳出について、ご説明を申し上げます。14、15ページをお開き願います。第1款総務費、第3項介護認定審査会費、第2目認定調査等費では、認定調査員賃金を5万1,000円追加するほか、総額で11万7,000円を追加いたしております。 第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費から18、19ページの第6項特定入所者介護サービス等費では、施設入所者が増加したことに加え、介護度の高い入所者がふえたことなどから、第1項介護サービス等諸費、第2目施設介護サービス給付費において4,471万4,000円を追加する一方、施設介護サービスや地域密着型サービスの利用増により第1目居宅介護サービス給付費を2,343万3,000円減額するなど、それぞれの事業見込みにより追加、あるいは減額し、第2款保険給付費総額で6,900万9,000円を追加いたしております。 第3款地域支援事業費、第1項介護予防生活支援サービス事業費から21ページの第3款包括的支援事業(社会保障充実分)では、介護予防事業者の増加に加え、既存の従来型介護予防訪問、通所サービスの利用が伸びたことに伴い第1款介護予防生活支援サービス事業費を2,997万9,000円追加をするほか、利用見込みにより、追加あるいは減額し、第3款地域支援事業費総額で2,907万9,000円を追加いたしております。 第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は、過誤納付金を見込みにより5万円追加いたしております。 第8款予備費は143万3,000円を減額し、調整をいたしております。 次に、10、11ページの事業勘定の歳入であります。第1款保険料、第1項介護保険料、第1目第1号被保険者保険料は、収納見込みから特別徴収保険料を1,057万4,000円追加いたしております。 第3款国庫支出金、第1項国庫負担金から第6款府支出金、第2項府補助金までは、今後の保険給付費見込みから、それぞれの負担割合に応じて交付金を追加、あるいは減額するものであります。 第7款繰入金、第1項一般会計繰入金につきましては、介護給付費繰入金を給付費見込みから862万6,000円追加するほか、総額1,231万6,000円追加するものであります。第2項基金繰入金は収支不足により介護保険事業基金繰入金を500万円追加をいたしております。 以上が、事業勘定であります。 次に、サービス事業勘定について、ご説明を申し上げます。32、33ページの歳出をお開き願います。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、臨時職員賃金単価の改定に伴い賃金を引き上げたことなどから5万8,000円追加いたしております。 以上が、歳出でございます。 次に、30、31ページの歳入をお開き願います。第2款繰入金、第1項一般会計繰入金では、収支不足により19万6,000円を追加いたしております。 第3款繰越金は、前年度繰越金を13万8,000円減額しております。 以上が、平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 次に、議案第125号 平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の概要について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、事業勘定では歳入歳出に96万5,000円を追加し、総額を24億4,400万7,000円とするものであります。また、直営診療所勘定では529万2,000円を減額し、総額を8,254万円とするものであります。 それでは、事業勘定の歳出からご説明を申し上げます。12、13ページをお開き願います。第6款保健事業費、第1項保健事業費、第3目短期入院総合機能検査諸費では、今後の見込みにより人間ドック検査料を150万円追加をいたしております。 第14款予備費は53万5,000円を減額し、調整をいたしております。 続きまして、歳入について、ご説明を申し上げます。10、11ページをお開き願います。第10款繰入金、第1目一般会計繰入金では、保険基盤安定繰入金を236万6,000円追加するほか、総額で187万9,000円追加いたしております。第2項基金繰入金では、財政調整基金繰入金を600万円減額をいたしております。 第12款諸収入、第3項雑入、第6目療養給付費等交付金では、収入見込みにより508万6,000円追加いたしております。 以上が、事業勘定であります。 次に、直営診療所勘定の歳出について、ご説明を申し上げます。24、25ページをお開き願います。第1款総務費、第1項施設管理費、第1目一般管理費、一般管理費一般経費では、4月から採用予定であった嘱託看護師が現在のところ採用には至っていないため、4月から11月分の賃金165万7,000円を減額いたしております。第2目財産管理費では診療所のエアコンが経年劣化により故障したため、エアコンの更新にかかる工事請負費として129万6,000円を追加いたしております。 第2款医業費は、診療者数の見込みにより医療用機械器具使用料、医療料消耗品費、医薬材料費、血液等検査委託料を、それぞれ減額し、総額563万9,000円を減額をいたしております。 第5款予備費は70万8,000円を追加し、調整をいたしております。 続きまして、歳入について、ご説明を申し上げます。 22、23ページをお開き願います。第1款診療収入、第1項外来収入では、総額で4,063万円を減額しております。今年度から常勤医師に来ていただき、週五日の診療収入を見込んでおりましたが、昨年度に診療日を縮小した経過から、他の医療機関にかかられている患者さんも多く、診療者数が当初の見込みより伸びていないことから、減額をするものであります。 第2款サービス収入、第1項給付金収入及び第2項自己負担金収入は、訪問リハビリステーション収入等見込みにより280万3,000円を追加いたしております。 第3款使用料及び手数料、第1項手数料、第2目健康診断手数料は収入見込みにより24万円減額をいたしております。 第5款一般会計繰入金は、診療収入の減に伴う収入不足を補填するため3,300万円を追加いたしております。 第7款諸収入は在宅当番医報酬を22万5,000円を減額をいたしております。 以上が、平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の概要であります。 ご審議の上、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第126号 平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は5万6,000円を追加し、総額を2億8,408万9,000円とするものであります。 まずは歳出からご説明を申し上げます。12、13ページをお開き願います。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、基幹業務システムの制度改正対応負担金として、京都府自治体情報化推進協議会負担金を5万6,000円追加いたしております。 以上が、歳出でございます。 続きまして、歳入について、ご説明を申し上げます。10、11ページをお開き願います。第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は事務費繰入金を5万6,000円追加いたしております。 以上が、平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第127号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入及び支出の補正であります。3、4ページをお開き願います。まずは、収益的収入からご説明を申し上げます。第1款水道事業収益、第2項営業外収益、第4目他会計補助金、第6節他会計補助金は、収益的支出で計上しております男山第一水源浚渫工事費に対する一般会計補助金で626万5,000円追加いたしております。 次に、収益的支出でございます。第1款水道事業費用、第1項営業費用、第1目原水及び浄水費、第21節委託料はポリ塩化ビフェニル廃棄物の運搬業務を委託するもので、21万6,000円追加いたしております。 第24節工事請負費は、7月豪雨及び台風21号により男山第一水源に堆積をしていた土砂の浚渫のため1,333万円追加いたしております。 第26節動力費は、決算を見込み105万8,000円追加いたしております。 第28節材料費は、上山田第一浄水場取水施設用の材料として98万1,000円追加いたしております。 第4目総経費、第5節賃金は賃金単価の変更により3,000円追加をいたしております。第12節燃料費はガソリン代の高騰により1万9,000円を追加いたしております。 第19節通信運搬費は郵送料の増加により12万7,000円追加いたしております。 第22節手数料は公金取り扱い手数料の増加により、13万8,000円追加いたしております。 以上が、平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第2号)の概要であります。 よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(家城功) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会いたします。 次回は、12月10日午前9時30分から開議いたしますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。     (散会 午後3時16分)...